学費を賄うためにお金を借りる必要があった
小学生のときに父が他界し、母一人、子一人の母子家庭で育ちました。
保険金は入っていたらしいのですが、家のローン支払いなどに充てられほとんど残って無い状態です。 高校は私もバイトをして学費に充ててたので、何とかお金を借りることなく卒業ができました。 その時には奨学金も使っていません。
しかし、さすがに大学進学となるとお金が足りないのです。 母も頑張ってはくれましたが、私のバイト代と母の収入を掻き集めても大学の学費全てを賄うことはできません。 そこで奨学金を利用することにしました。
恥ずかしながら成績が基準に達してなかったため、給付型の奨学金が受けられませんでした。 奨学金といっても金利手数料が発生するれっきとした借金です。 借用書に自分の名前を書く時に、お金を借りるということを実感しました。
奨学金は借金だという事実
奨学金を借りることはできましたが支給は大学進学後、でも学費を納めないといけないのはその前なんです。
だから結局、他のところからいくらかはお金を借りることになりました。 大学に進学してからもバイトに励み、進学前に借りたお金はすべて返しました。
それ以外は特別お金を借りることなく、無事卒業ができました。 現在は就職し結婚、息子が2歳になっていますが、なんとまだ奨学金の返済が残っている状態です。
これから先、わが子の学費のことも考えなくてはいけません。 自分の子供には学費のためにお金を借りるようなことをさせたくないため、これから地道に積み立てをしていきたいと思っています。