生活費用と貯蓄用の口座が一緒だと、せっかく貯めようとしたお金を使ってしまうかもしれません。
そんなことが無いように貯蓄用の口座を別に開設するのもいい方法です。
自動積立定期がダメなら貯蓄用口座を別に開設しよう
毎月普通口座から自動振替される定期預金も便利ですが、いつも一定額を引き落とされると都合が悪いという人もいるでしょう。
例えば月によって給与の額に変動がある人や、支出額に差がある人などです。 そんな人の場合は、普通口座でいいので貯蓄用の口座を別に開設すると便利です。
そうすれば、ついうっかり貯めておいたお金を使ってしまうことも減るでしょう。
貯蓄の目的によって口座を使い分ける方法もありますが、同一銀行で複数の口座を持つことは現在難しくなっています。 あまり口座を増やし過ぎると、振り込め詐欺などの犯罪に使われる恐れがあるからという理由で、銀行は口座の数に制限を掛けています。
銀行によっても多少対応が異なり、貯蓄用という理由なら普通口座を別に開設できる場合もあるようですが、別々の銀行に分けた方が無難です。
貯蓄用口座でお金を貯めるための注意点
ただ貯蓄用の口座を開設したからといって、決してお金が貯まるわけではありません。 次のポイントを守りながら、お金を貯めていきましょう。
- 目標金額に達するまで絶対に口座に触らない
- キャッシュカードを作らない、もしくは財布に入れて持ち歩かない
- 毎月最低限の貯蓄目標額を決めておき、収入があったらすぐに口座へ移す
さらに使ったつもり貯金をして、口座に貯めていくのもいい方法です。 例えば月曜から金曜まで外食ランチを我慢して弁当を持参したなら、800円×5日分の4,000円を週末に入金します。
1ヶ月ならおよそ17,600円にもなりますが、ひと月まとめて入金するよりは1週間毎に分けて入金した方がいいです。 少しでも手元に現金を置かないようにした方が、無駄遣い防止に繋がるからです。 他にも1駅歩いた分、飲みに行かなかった分といったように、浮いたお金を貯蓄用に入れていきましょう。
月々の貯蓄目標が5,000円と少なくても、節約をがんばったらその分だけ額が増えていきます。 つまり貯金箱のように使うということです。 また、モチベーションを上げるために通帳のカバーにプリクラを貼ったり、目標額やコメントを記入したりする方法もあります。
少しでも楽しくお金が貯められるように、色々と工夫しましょう。